3Dモデル 手の改良

今回は自作3Dモデルの手を修正しました。

 

旧モデル
新モデル

新旧モデルで3種類のポーズをとらせました。
ぱっと見で新モデルの方が指が長くなりスマートな印象を受けます。

 

変更点は大きく2つほどあります。

 

まずは1つは関節の形状です。

旧モデルは関節を際立たせるために指を曲げたときに角が立つようにしていましたが

悪目立ちして不自然な感じになってしまいました。

新モデルでは関節のトポロジーをシンプルにして角を丸くしました。

 

2つ目は親指の形状です。

第二関節の位置が手首寄りだったものを指先の方に移動させました。

結果的に親指根本の骨が長くなり、可動域が大きくなったことでよりリアルな手に

近づいたような気がします。

手をモデリング、リギングするうえで親指が一番難しかったです。

他の指と比べると可動域が広くボーンの位置も直感で分からないので苦労しました。

 

手はよく使う部分で見られることも多いのでこれからも改良を続けて魅力的な手を作りたいと思います。

 

次回は肩回りについて書きたいと思います。